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フラグとは、コンピュータにおいて、処理結果を真(True)/偽(False)いずれかの値で保持するレジスタまたは変数のこと。条件が合っていれば真(True)、否であれば偽(False)である。真の場合を「フラグが立っている」、偽の場合を「フラグが落ちている」と言い、また真にすることを「フラグを立てる」、偽にすることを「フラグを倒す」(あるいはフラグを降ろす、落とすとも)と言う。 == フラグの実現方法 == === ハードウェア === ステータスレジスタと呼ばれる各ビットがそれぞれ一つ前の処理での状態を表すようなレジスタが用意されている。これは主に条件分岐に用いられる。 例えば8ビット・マイクロプロセッサーであるZ80は以下のようなフラグを持つ。 * Sフラグ: 計算結果の正負 * Zフラグ: 計算結果がゼロかどうか * Hフラグ: 4ビットで表しきれないとき1(パックBCD向けのキャリーフラグ) * P/Vフラグ: パリティ・オーバーフロー * Nフラグ: 減算のとき1、加算のとき0 * Cフラグ: 8ビットで表しきれないときに立つキャリーフラグ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フラグ (コンピュータ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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